ゴールドってどんな金属?
2016.5.15
ゴールドってキレイ♪
遠い昔からいつの時代も人気の高いゴールド☆
ちょっと高いけれど憧れのゴールドのジュエリーを買ってみようかな?
その前にゴールドっていうのがどんな金属か調べてみましょう!
と、いうことでこのページではゴールドの魅力に迫ります!
まずは注意!
ゴールドの説明をする前に知っておいてもらいたいことがあります。それは、「プラチナ」と「ホワイトゴールド」は違う金属であるということです。
ジュエリーに関わる仕事をされている方には当たり前のことですが、一般の人の中にはこの二つを混同されている方がいるようです。
プラチナのことは日本語で「白金」と表記されるため、ホワイトゴールドとの混同がおこってしまいます。
ちなみにホワイトゴールドは「白い金」ですのでお間違えなく。
ゴールドってどんな金属なの?
ゴールドとはどんな金属なのでしょう?
輝きの美しさはもちろんのこと、強く、展延性に富み、バラエティ豊かな金属です。
金はプラチナについで酸やアルカリ、汗などに強く、変色・変質のしにくいという特徴があります。それにもまして特徴的なのが展延性の高さです。
たとえば1グラムの金を細く伸ばして線にした場合、直径4.5ミクロン(0.0045ミリ)にまで細くできます。
また1グラムの金を板にした場合、0.1ミクロン(0.0001ミリ)の厚さ、5000平方センチメートルまで広げることができます。
ちなみに金閣寺のあの金は10000分の5ミリの厚さのものを2枚重ね貼りしてるんだそうですよ。
ゴールドが人気の理由!
金は遠い昔、太古の時代から現代に至るまで人々に愛されてきた金属です。金属、とはどんな色をしているか思い出せますか?
実はほとんどの金属は光沢のある灰色をしています。そんな中で、金と銅だけが独特の美しい色を放っているのです。
黄金色と言う様に金の色合いの美しさは他に類がなく、誰しもが心奪われる魅惑の金属なのです。
さて、金の「色」と言いましたが、近年ではその色味にバリエーションが増えてきています。 一番多い色はもちろんイエローゴールドである「金色」ですが、他の金属を混ぜることでカラーバリエーションを豊かにしています。
もともと貴金属用の金属というものは純粋なままでは柔らかすぎてジュエリーには向きません。 そこで他の金属を混ぜ合わせることで硬くしてジュエリーとしての強度を作っていきます。 その「混ぜ合わせる金属」。これを特定の素材、特定の分量で混ぜ合わせると色味の違うゴールドになります。
最も有名なのがホワイトゴールドです。 これはゴールドに白色の金属であるパラジウムを混ぜることで色味を変えています。 他にもピンクゴールド・ レッドゴールド・グリーンゴールド・パープルゴールド・ブラックゴールド・ブルーゴールドなど多くのゴールドが存在します。最近では日本人の肌に非常によくマッチするということで、ピンクゴールドが人気があるようです。
ゴールドデータ
元素記号
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Au
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融点(℃)
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1063.43
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電気伝導率(IACS%)
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75
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硬さ(Hv)
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25~70
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密度(g/cm3)
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19.3
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