指輪の跡の消し方!どのくらいで消える?跡の原因や対処法を解説
2024.2.14
指輪の跡が残る原因・どのくらいで消えるか
指輪を長時間身につけたあとは、指輪の跡がつくのが気になるもの。とくに結婚指輪などをつけっぱなしにしている人は、指輪跡・くぼみがなかなか消えず、どのくらいで戻るのか不安になったことがある方もいるのでは。
本記事では、指輪跡が残る原因や指輪跡を消す方法についてご紹介します。
むくみ・手のサイズ変化による圧迫
指輪の跡が残る主な原因として挙げられるのが、長時間つけていることによる指のむくみや、手のサイズの変化による圧迫です。
とくに女性はむくみやすいため、むくみによる指輪跡がつきやすいといえるでしょう。
また指輪のサイズが小さくなってきているにもかかわらず、無理やり指にはめ続けていると、跡が残りやすいです。とくに結婚指輪は、購入当初はぴったりのサイズだったけれど、年齢とともに指の太さが変わって小さくなってきた、なんてことが起きがちです。
その状態で長く身につけ続けていた場合、指輪の跡は数日では消えないことも珍しくありません。
金属アレルギー
金属アレルギーが原因で、指輪の跡が赤くなったり、かゆくなったりといった炎症を起こし、跡になることもあります。症状次第ではありますが、治療すれば数日でよくなることがほとんどです。
金属アレルギーは、今まで発症したことがない人でも、突然発症することがあります。少しでも違和感を覚えたら、指輪を外しましょう。金属アレルギーは「パッチテスト」で調べることができるので、気になる人はぜひお試しを。
日焼け
「指まで日焼け対策をしていない」という人は多いのではないでしょうか。紫外線が強くなってくる季節には、指も日焼け対策をしていないと、「指輪焼け」といって、指輪の跡がくっきりと残ることがあります。
指輪は太陽光を通さないので、手や指が日焼けすればするほど指輪の跡が残り、指輪を外していても指輪をしているかのような手に見えることもしばしば。
かといって日焼けしてしまうとすぐに元の肌の色に戻りません。指輪焼けの跡が目立たなくなるまでには、だいたい2カ月前後かかります。
指輪素材の硫化によるサビ
指輪を長時間つけた後に外したら、青黒い跡が残っていた……という経験をした方もいらっしゃるでしょう。
この青黒い跡の正体は、いわゆるサビです。真鍮、シルバーなどの指輪をつけていたときに起きやすい現象です。
青黒い跡に気付いたら、すぐにしっかりと洗い流しましょう。指輪を長期間つけっぱなしにしておくと、色素沈着して完璧に色が落ちなくなることがあるので要注意です。
指輪の跡がつくのは普通?
そもそも指輪の跡がつくのは、指輪や自分に何らかの問題があるからでは?と考えてしまう方もおられるようですが、安心してください。
指輪の跡がつくのはおかしなことでも、特別なことでもありません。サビによる跡は手入れ次第で防ぐこともできますが、長時間の装着による跡はよくあることです。
違和感や痛み、かゆみがなければ、心配する必要はないでしょう。
指輪の跡を消す方法
指輪の跡を消す方法を知っておけば、安心して指輪をつけることができます。さっそく、指輪の跡を消す方法をご紹介します。
指輪のサイズ直し
「購入当初はぴったりだったのに、最近はきつく感じる」と感じたら、指輪のサイズ直しを検討しましょう。
指が圧迫されるということは、手がむくんでいる、あるいは指の太さが変わってきたということです。
サイズ直しをすれば、指輪の跡が残ることがなくなり、さらに見た目にも美しくなりますよ。
指のマッサージ
指がむくみやすい方は、定期的な指のマッサージをおすすめします。
根本からむくみを改善するには、まずは食生活を見直したり、良質な睡眠をとったりなど、生活スタイルを見直すことが欠かせません。しかし、とにかくまずは指だけでもむくみをとりたいという場合は、マッサージが有効です。
むくみがひどいからといって強くさすってしまったり、ひねりすぎたりするのはNG。ハンドクリームやマッサージオイルをつかって、やさしくほぐしていきましょう。
ファンデーションで一時的に消す
日焼け跡や変色による指輪跡の場合、ファンデーションやコンシーラーを塗ることで、一時的に消すことができます。
日焼けの場合、日焼けした部分にはこれ以上日焼けをしないように日焼け止めを塗り、指輪跡の部分には日焼け止めを塗らずに日焼けした肌の色と同じくらいの色まで日焼けさせるというのもひとつの方法です。
指輪の定期的なお手入れ
指輪の内側には、見えない汗や汚れが付着しています。お手入れをせずに身につけると炎症を起こす可能性があるので、定期的な指輪のお手入れを欠かさないようにしましょう。
できれば、1日の終わりに指輪を外した後ジュエリー専用のクロスで拭いたり、定期的にぬるま湯や中性洗剤で洗ったりするなどのケアをしましょう。
指輪の跡がつく原因と消し方まとめ
指輪の跡がつく原因は、むくみや金属アレルギー、日焼け、素材の硫化などさまざまです。そのままにしているとせっかくの大切な指輪を素敵に身につけられなくなります。少しでも違和感を覚えた場合は、すぐに対応しましょう。