指輪をチェーンでネックレスにする方法と、そうする意味・メリットを解説!
2024.6.15
指輪をネックレスにするメリット・意味とは?
結婚指輪やペアリングをあえて指につけず、紐やチェーンを通してネックレスにする、という方法があります。
しかし「なぜ指輪をネックレスにするんだろう?意味やメリットはあるのだろうか?」と、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、結婚指輪やペアリングをネックレス化するメリットやデメリットをご紹介します。また、指輪をネックレスにする際のお役立ち情報もお届けします。
「夫や妻が指輪を指につけずネックレスとして身につけており、内心モヤモヤしている」と感じている方は、以下をお読みいただくと、きっと心が晴れるはずです。
まずは、指輪をネックレスにするさまざまなメリットをご紹介します。
指輪がNGな場面でも、指輪を身につけられる
職種・業種によっては、職場で結婚指輪をつけることを禁止されている、もしくはつけないことがマナーだとされていることがあります。
たとえば医療関係、飲食関係の仕事は、手指を常に衛生的に保つ必要があるため、NGという場合が多いでしょう。営業、接客系の仕事も、周囲に与える印象を考慮して、あえて指輪をつけないという方もいらっしゃいます。
しかしそういった方々も、指輪をネックレス化してしまえば、こっそり日常的に身につけることができるのです。
ネックレスを服の中に入れてしまえば、服装次第ではありますが、ほぼバレずに済むでしょう。
「職業上、職場では指に指輪をつけられない。しかし大切な意味のある指輪だからこそ、肌身離さずつけておきたい」と思う方にとっての、苦肉の策というわけです。
指輪が苦手な人でも、指輪を身につけられる
普段から指輪をつける習慣がある方にはピンと来ないかもしれませんが、世の中には「指輪の、指を締めつけるような感覚がどうも気になる(苦手だ)」という方はたくさんいます。
とくにメンズは、結婚指輪やペアリングが人生初の指輪であり、なかなか慣れることができない……という方も少なくありません。
そういった方々が「指輪をつけるのは苦手だけれど、それでもなんとか身につけたい」と思ったとき、指輪のネックレス化という選択肢は有効な手段となり得ます。
指輪が苦手なパートナーに指輪を贈りたいという方は、指輪と一緒に、ネックレス用のチェーンをプレゼントしてあげるのもよいかもしれませんね。
紛失しにくい
結婚指輪やペアリングは大切なものだからこそ、紛失した際のショックは大きいですよね。
しかし、外出先のお手洗いではずしてそのまま置き忘れてしまった、何かの弾みで指輪がはずれてどこにあるかわからなくなったなど、周囲から指輪を紛失した出来事を耳にした方は多いはず。
しかし指輪にチェーンや紐を通してネックレス化すれば、少なくとも直接指輪をつけているときよりは紛失のリスクは減らせます。
よく物をなくしてしまう、おっちょこちょいな性格の方は、「紛失しないように」という意味合いから、指輪をネックレスとして身につけているケースもあります。
サイズがあわなくなっても身につけられる
結婚指輪やペアリングは、一生モノと言われています。しかし、病気や食生活の変化、年齢などの理由で体型の変化とともに指輪のサイズが変わってしまうことは珍しくありません。
ジュエリーショップによっては、指輪のサイズ直しを行ってくれますが、指輪のデザインや素材によってはサイズ直しが不可能なケースも……。
サイズ直しができなかった結婚指輪やペアリングでも、指輪をネックレスにする方法なら、それまでと変わらず身につけることができます。
デメリットもないわけではない
指輪をネックレスにするメリットについてご紹介してきましたが、とにかくメリットのみというわけではありません。
指輪を直接チェーンに通してネックレスにした際に起こりがちなのが、動いた際にチェーンがこすれて指輪の内側に細かな傷がつくということです。
指輪の内側に名前やメッセージを刻印しているデザインの場合、チェーンの摩擦によって指輪の刻印が薄くなるまたは消えてしまう可能性もあります。これは、大きなデメリットですよね。
大切な指輪に傷をつけたくないという方は、指輪をネックレスにするための「リングホルダー」を使うことをおすすめします。
リングホルダーとは、指輪とネックレスのチェーンを繋げるためのアイテムです。
リングホルダーがあればチェーンに直接指輪を通す必要がないため、指輪の内側に傷がつくリスクを減らせます。
またリングホルダーが指輪をしっかりと固定してくれるので、指輪を紛失しにくくなるというのも嬉しいポイント。
リングホルダーはジュエリーショップで取り扱っていることが多いので、ぜひ探してみてください。さまざまな素材や形状の商品が販売されているはずです。
指輪をネックレスにする場合の、紐・チェーンの選び方
指輪をネックレスにする場合、悩ましいのが「どんな紐やチェーンを選ぶか」という点です。
ここからは、指輪をネックレス化する際におすすめなネックレスのチェーンや紐の選び方についてご紹介します。
指輪の色や質感が同じ、または似た素材を選ぶ
一番簡単かつ定番の方法は、指輪と同じ素材、色味のチェーンを選ぶ方法でしょう。違和感が生まれにくいからです。
また、指輪と同じ質感を選ぶというのも大事なポイントです。指輪が「つやあり加工」なのか「つや消し(マット)加工」なのか、チェーン購入前にしっかり確認しておきましょう。
ネックレス用のチェーンをジュエリーショップで購入しようと考えている方は、直接指輪を持ち込んでチェーンの色や質感をチェックする方法がおすすめです。
またチェーンと同時にリングホルダーを購入する場合も、チェーンと同じように、指輪の素材、色味、質感に近いものを選ぶと失敗しにくいです。
またあまりに細いチェーンを選ぶと、チェーンが切れてしまうので、その点もご注意ください。
好みの色味の革紐を選ぶ
指輪をチェーンに通すと傷がつくのが怖いという方や、金属アレルギーでチェーンをつけられない方は、「革紐」をチェーン代わりに使用してみるのはいかがでしょうか?
革紐は動物の革で作られているので柔らかく、指輪が傷つく可能性も低いと言われています。
また革紐はチェーンよりも色展開が豊富なため、好きな色合いの革紐を選べる楽しさもあります。
ただし、革紐は汗などの水分に弱い性質を持っているため、汗をかきやすい季節には革紐の色が肌や服に色移りするというデメリットもあります。
さらに、長期間革紐をつけていると、肌との摩擦で革紐が汚れたり細くなったりと劣化しがちです。革紐をネックレスにするなら、定期的に新しい革紐に買い替えましょう。
ネックレスとしてつけやすい結婚指輪とは
結婚指輪やペアリングをネックレスにするのであれば、硬度の高い素材の指輪を選ぶのがおすすめです。
たとえば、プラチナ(Pt900~950)やゴールド(18K)などであれば、問題ないでしょう。
また、ネックレスにすると指輪に多少の摩擦が生じるため、指輪にほどこされたメッキが剥がれる恐れもあります。結婚指輪をネックレスにするなら、メッキ加工されていない素材の結婚指輪を選ぶようにしましょう。
また、結婚指輪やペアリングをネックレスにすると、指輪の正面ではなく側面のデザインが目立つことになります。デザインにこだわりのある指輪でも、デザインの位置によってはネックレスにするとまったくわからなくなることもあるのです。
結婚指輪をネックレスにするなら、指輪の側面に刻印や宝石があるデザインや、指輪全体にデザインがほどこされた指輪をおすすめします。
指輪をネックレスにするのも素敵な身につけ方
結婚指輪やペアリングをネックレスにすると、指輪ができない職業の方も気軽に身につけることができます。
また、指輪としてつけるときよりも紛失の心配が少なく、体型が変わってもネックレスとして新たな楽しみ方ができるのが魅力です。
大切な指輪をネックレスにしようと考えている方は、ぜひ本記事の内容を参考にして、指輪やチェーンを選んでみてくださいね。