【ジュエリーCAD】自分でジュエリーを作りたい人必見!
2019.10.31
今回はジュエリー作りの技法についてお話しします!
自分のジュエリーブランドを作りたい!
市販のジュエリーには好みのものがないので自分で好きなものを作りたい!
趣味でジュエリー作りを楽しみたい!
自分でジュエリーを作りたいと思う動機は様々あると思いますが、
実際に作ってみよう!と、思ったそんな時に最初に考えるのがジュエリー教室探し。
そんな方たちの参考になるように、以前ジュエリースクールの選び方を下の記事でも紹介しました。
興味ある方はご覧ください。
ただジュエリーを作るといっても技法は様々。
自分がやりたいことによって通う教室も当然違ってきます。
そこで今回は、そんなジュエリー教室で学べる代表的な技法を簡単に紹介します。
手作業の代表的な2つの技法。「彫金」と「WAX」
まず最初に紹介するのは手作業によるジュエリー作りの技法です。
手作業でジュエリーを作る手法は様々ありますが、その中でも最も使われる代表的な技法が「彫金」と「WAX」です。
ジュエリーの作り方を教えてくれる教室やスクールのほとんどが「彫金」と「WAX」の技法を教えています。
ではこれらの技法の違いを見てみましょう。
金属を直接加工する「彫金」
「彫金」は金属の塊を切ったり削ったり溶接したり、金属をそのまま加工して作る手法です。
ジュエリー作りのもっともベーシックな作り方で、硬い金属をあつかうため、小さいものや細いものを制作するのに向いています。
シンプルな形状のものから複雑な形状のものまでオールマイティに作れるジュエリー作りの基礎、といってもいいでしょう。
反面、制作には技術力が必要となり、一朝一夕でなんでも自由に作れるようにはなりません。
ジュエリーの型を作る「WAX」
「WAX」は「ロストワックス」とも呼ばれ、ロウソクの塊のようなやわらかい素材を彫刻し、「型」を作ってジュエリーを作る手法です。
金属加工と比べて素材がやわらかいので大胆な動きのあるものや、クロス・スカルといった大振りなジュエリーを作るのに適しています。
WAXでのジュエリー制作はいわば彫刻です。WAXで型を作ったあと、鋳造(キャスト)と呼ばれる工程を経て金属になります。
その後は磨いて、石を留めて、というのは彫金と同じです。
以上の「彫金」「WAX」の2つが手作業での代表的な作り方ではありますが、
もう1つ、特筆したい技術があります。
それが「ジュエリーCAD」です。
ジュエリーCADはパソコンを使ってジュエリーを作る手法です。
モノを作る作業は基本的にマンパワー。
ジュエリーに限らず、かつてはどのようなモノもそうでした。
しかしそんなモノづくりの現場に彗星のように現れたのがパソコンです。
それまで1から10まで手作業で作っていたものが、パソコンの登場によって一気に効率的で高品質なモノづくりが可能になりました。
それはジュエリーの制作現場においても同じです。
それまで彫金、WAXなどの手作業による技術だけで作られていたジュエリーの世界にも、
パソコンを使ってジュエリーを作る手法「ジュエリーCAD」というものが現れました。
そしてそのジュエリーCADは瞬く間に広がっていったのです。
今ではジュエリーCADは当たり前の技術
みなさんがよく目にするショップやデパートなどで販売されているジュエリー。
今では「ジュエリーCAD」を使って作られることが多くなりました。
まっすぐ整ったライン。美しいフォントで描かれた文字。緻密で繊細な模様や石の並び。
どれもジュエリーCADの得意とするところです。
もちろん彫金やWAXなどの手作業でも同じことは出来ますが、それができるようになるには技術を身に着けるまでに多くの時間がかかってしまいます。
しかしジュエリーCADでは、そのレベルのジュエリーをあっという間に作ることが出来るようになるため、
時間やクオリティ、コストなどの点からジュエリーCADは現在では当たり前のように使われています。
これからジュエリー作りをはじめたい人におすすめするのは「ジュエリーCAD」
前項でも述べましたが、ジュエリーを作るにあたって大きなアドバンテージとなるジュエリーCAD。
ですからまずおすすめとして、これからジュエリー作りを始めたい方にはジュエリーCADをおすすめします。
中には「ジュエリー作りの知識がないとジュエリーCADはできないんじゃないの?」と疑問を持っている方もいるでしょう。
ジュエリーCADはジュエリー作りの手法の1つです。
もちろん彫金やWAXなどの手作業の技術があればなお良しではありますが、
絶対条件かと言われるとそんなことはありません。
現在デザイナーやブランドオーナーなど、ジュエリーを仕事にしている方の中にはジュエリーの作り方なんてまったくわからない、
なんて方もいたりします。
とはいえ、ジュエリーCADはパソコンとはいえ最終的には金属になりますので、
手作業の技術があるにこしたことはありません。
ジュエリーCADのことだけを詰め込んで偏ってしまわないように、
実際にジュエリーCADで作った作品を磨いたり石留めなどが出来るような工房のある学校がおすすめです。
最後にジュエリーCADを学べるおすすめのジュエリースクールを紹介
では最後にジュエリーCADが学べるおすすめのジュエリースクールを紹介します。
いろいろなところで紹介されているので知っている人も多いかと思いますが、
ジュエリーCADも学べて工房もある、機材などの施設も充実しているスクールといえばLaVague(ラヴァーグ)ジュエリースクールです。
特にジュエリーCADではジュエリーに限らず車や服飾、雑貨に家具に楽器など様々な分野でCADを使う人も集まってくる学校なので、
ジュエリー以外にも興味がある人にもいいですね!
LaVagueジュエリースクール