ハワイアンジュエリーとは?モチーフの意味や人気ブランドをご紹介
2024.1.16
ハワイアンジュエリーとは、どんなジュエリー?
みなさんは「ハワイアンジュエリー」と聞いて、どんなジュエリーを思い浮かべますか?
ここでは、まず「ハワイアンジュエリーとは、どんなジュエリーを指すのか」という定義について、お話しさせていただきます。
ハワイアンジュエリーとは、ハワイの聖なる自然を表現した「モチーフ(模様)」が彫り込まれているジュエリーか、もしくはハイビスカスやホヌ(ウミガメ)といったハワイらしい自然の動植物をモチーフとしているジュエリーのことです。
ハワイアンジュエリー好きの間では、略して「ハワジュ」と呼ばれることもあります。
南国・ハワイらしいモチーフが魅力で、海やハワイが好きな方、個性的なデザインのジュエリーを求めている方などを中心に人気を集めています。
ところで、「ハワイで作られたハワイアンジュエリー以外は偽物なのでは?」という疑問が浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、答えはノーです。そもそも「ハワイで作られたもの以外はハワイアンジュエリーと呼んではいけない」といったルールは存在しないからです。
ハワイアンジュエリーがハワイアンジュエリーたる所以は、「どこで作られたか」ではなく、「彫り込まれているモチーフ(模様)と、そこに込められた思い」であるというのが、私たちJewelry Townの見解です。
※ハワイアンジュエリーの歴史や文化について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ハワイアンジュエリーのモチーフの意味
ハワイアンジュエリーのモチーフには、一つひとつに意味があります。
かつて、ハワイの人々は文字のかわりにモチーフを使って、お互いの気持ちを伝え合っていました。ハワイアンジュエリーは選んだモチーフによって「思い」を込めることができます。
ここからは、ハワイアンジュエリーのモチーフが持つ意味についてご紹介します。
ハイビスカス
意味:「幸せな未来」「信頼」「希望」
ハイビスカスは「夢が花開く幸せな未来の象徴」とされ、ハワイの人々からも愛されています。「信頼」という意味があるので、ブライダルリングにぴったりのモチーフです。
フィッシュフック(釣り針)
意味:「幸せを釣り上げる」
釣り針は「一度かかると逃げられない」ことから「幸せをつかんで離さない」という意味があります。釣りが好きな人はもちろん、幸運をつかみたい人にもぴったりです。
ホヌ(ウミガメ)
意味:「幸せを運んでくる」「長寿」「金運」
ハワイでホヌ(ウミガメ)は「海の守り神」。長寿の生き物でもあることから、日本でも縁起がいいとされていますね。甲羅がお金の形に似ているので、金運アップ効果も期待できるかもしれません。
ホエールテイル(クジラの尾)
意味:「幸運のお守り」
ホエールテイル(クジラの尾)は、クジラがジャンプした瞬間しか見ることのできないラッキーアイテム。幸運を呼び込むお守りジュエリーとして、人気のモチーフです。
マイレ
意味:「神聖な結びつき」「絆」「平和」
マイレというのはハワイ固有のツル植物。丈夫なツルを持つことから「夫婦の絆を強める」とされ、ハワイアンウェディングでは、新郎新婦の手を結ぶレイとして使われています。
スクロール・ナル(波)
意味:「永遠の愛」「目標に挑戦して乗り越える」
寄せては返し、ときおり訪れるビッグウェーブ。そんな波のモチーフには、途切れることのない幸せや、目標達成の意味が込められています。
バレル(樽)
意味:「幸せが訪れる」「願いが叶う」
バレル(樽)は美味しいお酒や食料が詰め込まれた、幸福の象徴。ハワイアンジュエリーではリング側面に丸みを付けた「平甲丸」という形状で、バレルの形を表現しています。大きな夢を持つ人や、将来の幸せを願う人へのプレゼントにどうぞ。
モンステラ
意味:「繁栄」「金運」「親密な関係」
モンステラは余分な水分を放出する際、葉の上に水滴を作り上げるほど、みずみずしいパワーを持っています。「水のある所には文明が発展する」ともいうように、仕事運や金運の上昇を願う人へのプレゼントにぴったりです。
ティーリーフ
意味:「魔よけ」「お守り」
ティーリーフは植物の葉のことで、フラのスカートの材料といえば伝わりやすいかもしれないですね。邪気や悪霊を追い払う力を持つとされ、ハワイアンジュエリーでは、護身の効果を期待して身につけられています。
パイナップル
意味:「富と財産の象徴」
パイナップルは「元気を与えてくれるモチーフ」として、ハワイでも親しまれています。果実の鮮やかなゴールデンイエローや、切り取った葉を植えることで新たな実がなるといった意味で、金運や繁栄の象徴として人気です。
パームツリー(ヤシの木)
意味:「家族愛」「守護」
南国・ハワイのシンボルであるパームツリー(ヤシの木)は、古来より食料や家屋等の材料になる欠かせない存在でした。ハワイが好きな人や、家族を愛する人へのプレゼントに特におすすめです。
ハワイアンジュエリー人気ブランド3選
「さっそくハワイアンジュエリーを買いに行きたくなった」という方もいらっしゃるのでは?
でも、ちょっと待って! ハワイアンジュエリーを買うなら、デザインや品質はもちろん、修理・お直しなどのメンテナンスが充実したお店を選ぶことも大切です。
ここからは、人気ハワイアンジュエリーブランドの中から、当サイト厳選のブランドを3つ、ご紹介します。
PUA ALLY(プアアリ)
画像引用元:ハワイアンジュエリー PUAALLY(プアアリ)【公式】オンラインショップ – PUA ALLY(最終閲覧日:2024/01/16)
渋谷区・恵比寿に本店を構える「PUA ALLY(プアアリ)」は、日本で唯一、店舗と工房が一体となったハワイアンジュエリーブランドです。
熟練の日本人ハワイアンジュエリー職人による、深度(深さ)・密度にこだわった美しい彫りが、プアアリのハワイアンジュエリー最大の魅力。
レディーメイド(既製品)だけでなくオーダーメイドも可能で、数千通りもの組み合わせの中から、オンリーワンのハワイアンジュエリーを手に入れることができます。
その際、職人に直接相談したり、細かい要望を伝えたりしやすいところも、工房一体型のプアアリならでは。
職人が常駐しているので、修理・お直しの対応もスムーズ。他店では断られることの多い、指輪のサイズ直しにも柔軟に対応してもらえます。
特に、一生ものの婚約指輪や結婚指輪では、プアアリを選ぶのがおすすめです。長い年月、美しさを保ちながら身に着けることができます。
(ワイレア)
Wailea(ワイレア)は、日本初のハワイアンジュエリー専門店を作った、老舗ハワイアンジュエリーブランドです。横浜・元町の本店を中心に、東京・神奈川・名古屋に7店舗を展開しています。
ワイレアのこだわりは、すべての制作工程をハワイの自社工房でおこなうこと。また、オーダーメイドでは10万通りもの組み合わせが用意されているので、周りとかぶらない、自分だけのハワイアンジュエリーが手に入ります。
修理・お直しは、石留めなどの一部ジュエリーを除いて対応可能です。ただし、修理・お直しもハワイ現地の工房でおこなわれるため、待ち時間が1カ月半ほどかかります。
Maxi(マキシ)
Maxi(マキシ)は横浜や恵比寿のほか、ハワイ現地にも直営店を持つハワイアンジュエリーブランドです。
ブランドのコンセプトは「HO’OMANA’O MAU(永遠なる想い)」。ハワイアンジュエリーの伝統技術と、最先端のジュエリーデザインを融合させた、スタイリッシュさが魅力です。
マキシのオーダーメイドでは、地金の種類、彫りの模様、エッジのデザイン、リング幅を選ぶことができます。
地金の種類については、残念ながらプラチナの取り扱いがないため、K14の3色(イエロー、ピンク、ホワイト)かSILVER925のみとなっています。
修理・お直しは、店頭での無料クリーニングのほか、有料での新品加工、プラスマイナス1号までのサイズ直しに対応しています。
石留めなど一部の商品には対応していないので、修理・お直しに対応しているか、購入時に確認しておくと安心です。
ハワイアンジュエリーに秘められた思い
今回お伝えしたことをまとめると、
- ハワイアンジュエリーとは、「ハワイ特有のモチーフが彫られている」または「ハワイらしい自然の動植物をモチーフとしている」という条件を満たすジュエリーのこと
- ハワイアンジュエリーのモチーフには、一つひとつに意味がある
- ハワイアンジュエリーを購入するなら、修理・お直しの充実したショップで購入するのがおすすめ
ということになります。
ハワイアンジュエリーの一番の魅力は、モチーフを使って「思い」を込められるところ。普段なら照れくさい言葉も、モチーフを使えば、大切なあの人に伝えやすくなります。
また、秘密のメッセージをモチーフに込め、自分だけのお守りジュエリーにすることも可能です。
みなさんも、ぜひこの記事でお伝えしたことを参考に、お気に入りのハワイアンジュエリーを見つけてくださいね。