4月の誕生石ダイヤモンドの秘密!
2016.5.20
目次
それぞれの月の誕生石の中でもひときわ輝き、どんな石よりも硬い性質を持つ4月の誕生石「ダイヤモンド」。
ダイヤモンドは世界的にも認められている世界4代宝石のうちの一つですが、一生もののジュエリーとして君臨し続けています。
新しい門出としてスタートする4月の誕生石にふさわしいダイヤモンドは、ふだん使いはもちろん、これからの道を輝き照らしてくれる意味としても婚約指輪や結婚指輪にもぴったりです。
今回は、4月の誕生石ダイヤモンドに込められた意味や物語などをご紹介し、ダイヤモンドの魅力をお伝えしたいと思います。
ダイヤモンドの歴史
地球上で一番硬い鉱物、それがダイヤモンドです。
ダイヤモンドの歴史ははるか遠く、もっとも古いと言われるダイヤモンドは約45億年も前に発掘されたと言われています。
ダイヤモンドは最初にインドで発掘され、その後ロシアやコンゴで多く発掘されています。
古代ローマ時代になるとインドからローマへ伝播していきました。
どんな石よりも硬く、キラキラ光り輝くダイヤモンドの存在は、病気や天災、人災などあらゆる災いから身を守る守護石として確立していきました。
誕生石としての意味とは?
ダイヤモンドの誕生石としての意味は「永遠の愛」「永遠の絆」「純愛」などで、
永遠の愛を誓う婚約指輪や結婚指輪として贈るにはふさわしい石言葉です。
「ダイヤモンドの輝きは永遠」と言われているのもこのため!
そして、4月は入学式や入社式など大きな節目の月でもありますが、
もともとは「4月」は豊作を祈り、感謝する特別な月として昔から伝えられていました。
4月は寒い冬を越えて、花の開花や木々に降り注ぐ日差しを待ち望んだ月としても希望に満ち溢れています。
ダイヤモンドの輝きは日差しを浴びたようにキラキラと輝くことから、
これからの進むべき道が輝かしいものになるようにと照らしてくれる意味も込めて、
誕生石にはふさわしいダイヤモンドが4月に選ばれたのではないでしょうか。
婚約指輪にはダイヤモンドを♪
婚約指輪といえば、ダイヤモンドのリングですよね。
婚約=永遠の愛を約束し、ダイヤモンドのリングを婚約の証として贈ることが定番となっています。
ダイヤモンドは鉱物で最も硬い宝石、硬い=固い絆とされ、
「身につけるとどんな障害にも負けず、愛を貫ける」
また、その美しい輝きから、
「輝くような美と金運に恵まれ、愛に満ちた家庭を築ける」
と言われています。
幸せいっぱいの二人がいつまでも幸せな毎日をすごせるように、ダイヤモンドを贈る習慣が生まれたのでしょうね。
その他ダイヤモンドに込められた意味とは?
- 固い絆で結ばれる
- 恋のライバルに勝つ!!
- あなたに恋の勇気を
- 潜在能力を解放させる
- 互いを信頼する
というメッセージが込められています。
ダイヤモンド特有の硬さゆえに固い絆で結ばれるという意味でも、「永遠の愛」を誓う象徴としてぴったりの言葉ですね。
また、永遠の愛を誓う証として贈るダイヤモンドとしてではなく、持ち主の潜在能力を高め、精神や運を高める意味も込められているため、最近では婚約指輪に加えて自分へのご褒美としてもダイヤモンドのジュエリーを選ぶ女性は増えてきています。
さすがすべての鉱物の中で最高の硬さを誇るダイヤモンド!
どんな災難も寄せ付けないような力がありそうですね。しかし!!身につけるにも条件があるんですよ。それは、
「美しい心、正しい人であること」
すばらしい宝石には、その宝石にふさわしい綺麗な心で接すること、そして丁寧に扱うこと。
パートナーへ愛情が伝わったり、モノを大切にするという愛情が生まれることで、自らも愛される人になれるはずです。
記念日にダイヤモンドを
◇結婚10周年記念日
「スイート10ダイヤモンド」という言葉を聞いたことがありませんか?
結婚してから10年間生活を共にしてきた妻へダイヤモンドをプレゼントして結婚10周年を祝い、「これからの人生もよろしくね」という意味が込められています。
結婚10周年は別名「錫婚式(すずこんしき)とも呼ばれ、この10年間二人が鈴のように優しく、清らかな心で歩んできた記念としてお祝いをする記念式です。
10周年の「10」にちなんで、ダイヤモンドは1.0カラットのサイズを贈ることが定番となっていますが、1.0カラット・・・一生ものになるほど価値のあるサイズですね。
それからまた10年、20年と銀婚式、金婚式があり、そして最後の結婚60年目には「ダイヤモンド婚」と言われる記念日が待っています。
結婚記念日は鈴や銀、金などを超えて、最後はダイヤモンドに行き着くのが素敵ですね。
- 結婚75年記念日
結婚してから75年、どんな時も二人力を合わせ固い絆で乗り越えてきました。お互いを思いやって生きてきた証。新たな気持ちでダイヤモンドを贈り、これからも永遠に続く愛で幸せな毎日を。。。
このように、婚約してから長い結婚生活の節目節目でダイヤモンドは重要な役割を果たしているように感じます。
今でこそ結婚記念日はお花やブランド物のバッグなど違うプレゼントを贈る人が増えましたが、ダイヤモンドはどんなものにも勝る贈り物になること間違いなしです。
多色なダイヤモンドの魅力に迫る!ブルーダイヤモンドに秘められた思い
ダイヤモンドは無色透明の他にブルーやレッド、イエロー、ブラウンなど多彩な色があります。
希少価値の高い色や安価な色のものまで様々ですが、ここでは吸い込まれるような色のブルーダイヤモンドに注目してみたいと思います。
ブルーダイヤモンドの石言葉も同様に「永遠の愛」や「幸運」、「絆を深める」という意味があります。古くから「幸運を招く守護石」として身に付けられていたことから、幸運を引き寄せて、happyな未来へと導いてくれると言われています。
また、結婚式には「青いものを身につけると幸せになれる」と古くから伝わり、それを「サムシングブルー」と呼びます。
「新婦の清らかさと誠実な愛」の意味が込められているサムシングブルーとして、ブライダルリングには最適なのです。
このブルー。
実は聖母マリアを象徴する色と言われており、「純潔」「純真」という意味はここからきていると言っても過言ではありませんね。
発掘される絶対数が少ないブルーダイヤモンドは希少価値が高く、見つけるだけでhappy!ダイヤモンドの意味としても結婚指輪にはぴったりなブルーダイヤモンドをぜひ、結婚式で身に付けて幸せを手に入れてみませんか?
ブルーダイヤモンドストーリー
ブルーダイヤモンドは最初にインドで発見されました。
ジャン・バティスト・タヴェルニエによって西洋に持ちこまれたのちはフランスのルイ14世に売却されて、「タヴェルニエブルー」から「フレンチブルー」と呼ばれるようになり、フランスの王冠の一部となるなど、非常に高貴なダイヤモンドとして取り扱われていました。
映画にも登場するブルーダイヤモンド
ブルーダイヤモンドは、その深く、鮮やかなブルーの輝きから映画にも用いられ、「希少なダイヤモンド」という位置付けで登場しています。
映画タイトルも「ブルー・ダイヤモンド」とブルーダイヤモンドがそのまま映画タイトルに使用されたものがあります。
主演はキアヌ・リーブス。
宝石ディーラーに扮したキアヌ・リーブスがブルーダイヤモンドを所持しているビジネスパートナーの行方を追い、ブルーダイヤモンドを見つけますが、それは偽造品だった・・・というストーリーです。
この後、主人公もブルーダイヤモンドもどうなるのか、非常に気になる作品です。
また、一世を風靡した伝説の映画「タイタニック」でもブルーダイヤモンドが登場します。
冒頭から出てくるハート型のブルーダイヤモンドのネックレスは、映画のキーポイントにもなっています。
タイタニックで使用されたブルーダイヤモンドの名は「碧洋のハート(ハート・オブ・ジ・オーシャン)」と呼ばれ、深い海のようなブルーが特徴のネックレスです。
映画の中で婚約者からこの「碧洋のハート」のネックレスを贈られた主人公のローズ。
婚約者との結婚に嫌がりながらも、このブルーダイヤモンドの「碧洋のハート」の輝きにはヒロインのローズもうっとり。
どんなシーンでもブルーダイヤモンドの希少さが表れているのがわかる映画です。
大きく、深いブルーが印象的な存在感を残す「碧洋のハート」は、一度映画を観た人でもまた観てみたくなりますよね。
希少価値のあるブルーダイヤモンドが人気
このようにブルーダイヤモンドは映画で使用されるくらい人気ですが、なぜ使用されるのかといえば、やはり希少性の高さです。
市場で出回っているブルーダイヤモンドは、天然のダイヤモンド全体を見ても0.1%未満と言われ、非常に稀なダイヤモンドなのです。
天然であればおそらく全て高価格でしょう。
上記の映画で使用されているブルーダイヤモンドのカラーが違うように、ブルーには種類があります。
- オーシャンブルーダイヤモンド
- スカイブルーダイヤモンド
- アイスブルーダイヤモンド
- ファンシーブルー
どれも濃淡や鮮明度が違ってきます。
希少性が高いからこそ、身につけることにも価値がありそうですよね。
ブライダルにもブルーダイヤモンド
ダイヤモンドの石言葉でもある「永遠の愛」に加え、ブルーダイヤモンドには「花嫁が身につけると幸せになれる4つの掟「サムシングフォー」のうちの一つ「サムシングブルー」にも因んでいます。
- サムシングオールド
- サムシングニュー
- サムシングボロー
- サムシングブルー
幸せになるための「お守り」のような存在としても、ブルーダイヤモンドの価値は高いと言えますね。
おすすめ!ブライダルにブルーダイヤモンドを使用した結婚指輪
ブライダルにブルーダイヤモンドを使用する時は、小さいカラット数のダイヤモンドを埋め込むのがおすすめです!
結婚指輪は毎日身につける人が多いことから、飽きのこないようにさりげなく取り入れるとどんなスタイルにもマッチします。
ダイヤモンドの基礎知識
せっかく持っている宝石だからこそ!ダイヤモンドのことを詳しく知って、もっともっと好きになれたら、人生そのものも美しく輝くのではないでしょうか。
宝石言葉:清浄無垢・永遠の愛・不屈・純潔・純愛
和名:金剛石
由来:ギリシャ語の“adamant”(アダマント)で、意味は「屈服しない、不屈なもの、征服しえない力」です。
硬度:10
産地:オーストラリア・ガーナ・シェラレオネ・ザイール・ボツアナ・ナミビア・アメリカ合衆国・ブラジル
比重:3.52
結晶系:等軸晶系
光沢:金剛光沢
地球上で最も硬度の高い鉱物で、原石は光沢がないがカットされることで類まれなる光沢と鮮やかなファイアが生まるので、宝石の王様とされているんですよ。
最高硬度ではあるが、実は一定方向からの衝撃には弱いという特性があります。
左側につけると、男らしく手足が丈夫になり、勝利を得るなど昔は男性の宝石だったんですね。
心臓から流れる愛の血管が左手の薬指につながっていることから、左手の薬指に指輪をして永遠の愛を誓っています。
- ダイヤモンドの価値はどのようにして決まるの?
ダイヤモンドの価値は「4C」によって決まります。
- カラット
- カラー
- クラリティー
- カット
です。
全て頭文字の「C」を取って4Cと呼ばれますが、ダイヤモンドの価値や価格は全てこの4Cが基準になって決まります。
世界中の人々に愛され続けているダイヤモンド
ダイヤモンドは今も昔も変わらない輝きで市場に出回っています。
ダイヤモンドに魅了された有名人はたくさん存在し、前述でも説明したフランス国王のルイ14世の王妃であるマリー・アントワネットはダイヤモンドに魅了された一人で、ダイヤモンドだけでなく、パールやアクアマリンなど宝飾品にも目がなかったと言われています。
また、アメリカの大女優であったマリリン・モンローもダイヤモンドを愛した一人です。
ダイヤモンドはその輝きからゴージャス感溢れるジュエリーですが、華やかさと上品さも備えているため、今も昔も多くの女性を魅了し続けているのです。
ガーネット
1月 |
アメシスト
2月 |
アクアマリン
3月 |
コーラル(珊瑚)
3月 |
ダイヤモンド
4月 |
エメラルド
5月 |
パール
6月 |
ムーンストーン
6月 |
ルビー
7月 |
ペリドット
8月 |
サファイア
9月 |
トルマリン
10月 |
シトリン
11月 |
トパーズ
11月 |
ターコイズ
12月 |
ラピスラズリ
12月 |