入学式・入園式のアクセサリーの選び方。マナーとおしゃれを両立する秘訣

入学式・入園式のアクセサリーの選び方・マナー

大切な我が子のハレの日である、入学式や入園式。母親はどんな服装・アクセサリーを身につけるべきか、頭を悩ませているお母さんも多いのでは。

「ネックレスやイヤリングはパールが無難？」「パール以外のダイヤやゴールドなどの派手目なアクセサリーはしても大丈夫？」「２連のネックレスはマナー違反にならない？」など、どこまでがセレモニーファッションのOK ラインなのか迷いますよね。

本記事では、マナーをふまえたおしゃれな正装をするための、アクセサリーの選び方をご紹介します。

 

入学式・入園式のアクセサリーの選び方・マナーの基本

入学式や入園式における保護者の装いは、スーツやワンピースなど、ある程度のきちんと感が出ているものならOKとされています。

そのため、2連のパールネックレスや、ダイヤやゴールドなどの素材のアクセサリーを身につけても、とくに問題ありません。

ただし、主役はあくまでも子供たちですから、華美になりすぎず、品位が保たれる服装やアクセサリーを選ぶよう心がけたいものです。

最近では、紺、ベージュ、グレーなどの落ち着いた配色のシンプルなスーツやワンピースに、上品なアクセサリーやコサージュを合わせて華やかさを演出するのが、セレモニーファッションの定番となっています。

 

入学式・入園式の「ネックレス」

定番はやはり、パールのネックレス。２連もOKです。

珠のサイズが通常よりも小さめの真珠のネックレスや、小粒の淡水パールの場合は、２連にして身につけると、おしゃれ感や華やかさがアップします。

ゴールド素材のネックレスの場合は、マット（つや消し）加工されているものや、小ぶりでシンプルなものがおすすめです。マットゴールドのネックレスは、華美になりすぎず、上質な大人のおしゃれを演出してくれます。

ダイヤモンドなどのパール以外のジュエリーは、一粒石のネックレスを選ぶと品の良さが際立ちます。また、チェーンネックレスや小粒のパールネックレスの場合は、ロングネックレスを選ぶことで、グッと胸元が華やかになります。

 

入学式・入園式の「イヤリング・ピアス」

ネックレス同様、定番はパール素材です。

真珠のイヤリングやピアスは、ネックレスと同じ珠のサイズやデザインのものを選ぶのがおすすめ。よりいっそう、きちんと感やおしゃれ感が生まれます。

パール以外の素材のイヤリングやピアスも同じように、ネックレスと同じ素材やデザインのアクセサリーを選ぶと、ファッション全体のコーデがまとまります。

ネックレスはつけず、アクセサリーはイヤリングやピアスのみという場合は、やや大きめの、存在感のあるものを選ぶと、顔周りが明るく華やかな印象になります。

ただし、ダイヤモンドなどのキラキラとした宝石があしらわれたジュエリーの場合は、あまり大ぶりなものだと、フォーマルな雰囲気にそぐわない可能性があるので、注意が必要です。

 

入学式・入園式の「指輪」

入学式や入園式には、「結婚指輪を身につける」「結婚指輪と婚約指輪を重ね付けする」「ネックレスやイヤリングとお揃いのパールの指輪をする」「ゴールドやプラチナ素材のシンプルな指輪をつける」といった意見が多いようです。

手元のおしゃれは結婚指輪のみという方もたくさんいますし、婚約指輪は普段あまり使わないので、入学式や入園式で出番を作ってあげるという方もいます。華美になりすぎないのであれば、好みの指輪を身につけて行くのがベストなのかもしれませんね。

 

入学式・入園式の「コサージュ・ブローチ」

セレモニースーツやワンピースは、無地でシンプルなデザインのものがほとんど。入学式や入園式などはお祝いの場なので、ぜひコサージュやブローチなどを身につけて、胸元にほんの少し、華やかさをプラスしてあげるとよいでしょう。

入学式や入園式のコサージュには、ピンク・オフホワイト・ベージュなどの、明るく淡い色が選ばれることが多いです。

スーツやワンピースと同系色のコサージュを選んでしまうと、ぱっと見の華やかさが薄れてしまうので、あまり近い色にならないよう気をつけましょう。

ジャケットやワンピースにブローチをつける場合は、真珠があしらわれたデザインや、花や植物がモチーフとなったデザインを選ぶと、上品なイメージになります。

また、コサージュやブローチをつけるときは、自分から見て左側の鎖骨あたりにつけると人目を引き、綺麗に見えると言われています。

 

入学式・入園式の「ヘアアクセサリー」

大切な機会だからこそ、服装だけではなく、ヘアアクセサリーにも気を配りたいところ。入学式や入園式では、ゴージャスで華やかなヘアスタイルではなく、まとまりや清潔感があるヘアスタイルが好まれます。

カチューシャやバレッタで髪をまとめるだけでも、きちんとしたヘアスタイルに見せてくれます。忙しい入学式や入園式の朝は、ヘアアクセサリーを活用するのもおすすめです。

ヘアアクセサリーの色は、自分の髪の毛に近い色を選ぶと、自然な感じでまとまっているように見えるのでおすすめです。素材は、ベルベットやグログランのような主張しすぎない光沢のものならOK。

シルバーやゴールドのバレッタなどでも、つや消し加工がしてあるものなら、悪目立ちすることなく、おしゃれが楽しめます。

アクセサリー付きヘアゴムや、バレッタなどの小ぶりのヘアアクセサリーは、パールがあしらわれたデザインを選ぶと、清潔感や上品さを上手くアピールすることができますよ。

 

入学式・入園式向けアクセサリーにまつわるQ＆A

ここからは、入学式・入園式向けのアクセサリーにまつわる疑問、お悩みにＱ＆Ａ方式でお答えします。

 

Q：パールの大きさはどのくらいがいいの？

A：7〜8mm珠が真珠の通常のサイズと言われているため、7〜8mm珠くらいの大きさを選ぶ人が多いです。お祝いの場で一連で使うなら、通常よりも少し大きいサイズを選んでもOKです。

 

Q：パール以外のダイヤなどのネックレスはつけてもいい？

A：問題ありませんが、奇抜なデザインのものや、サイズが大きすぎるものは品位を損なう恐れがあるので、避けたほうが無難です。

宝石があしらわれたジュエリーは、一粒ダイヤのネックレスのように、上質で品位が保てるものを選びましょう。

 

Q：パールの色はホワイトじゃないとだめ？

A：冠婚葬祭どの場面においても、使えるのが、ホワイトパールです。グレーやブラックなどのパールは、喪を連想させるため、入学式や入園式などのお祝いの場にはふさわしくありません。

淡いピンクやイエローなどのカラーパールならホワイトでなくても、受け入れられやすいです。

 

Q：ゴールドやシルバー素材のアクセサリーはNG？

A：ゴールドやシルバー素材のアクセサリーは、NGではありませんが、キラキラと光って目立つものや、サイズが大きすぎるものはおすすめしません。

身につけるなら、つや消し加工がされたゴールドやシルバーがおすすめ。同じ素材でも、マットな質感のゴールド・シルバーアクセサリーは、華美すぎず、程よい高級感を演出してくれます。

 

入学式・入園式のおすすめアクセサリー

入園式、入学式用に揃えた洋服、アクセサリー類は、今後もいろいろなフォーマルな場で活用できます。

「どうせなら、この先の大切な行事に備えて、一生モノのアクセサリーを持っておきたい」という方のために、高品質なジュエリーに出会えるブランドをピックアップしました。

高品質なジュエリーは、価格も高めに設定されていますが、自分だけでなく、子や孫までずっと受け継ぐことができるという利点もあります。ぜひ、この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。

 

ミキモト（パールネックレス）

画像引用元：春のフォーマルジュエリー | MIKIMOTO – ミキモト（最終閲覧日：2023/02/23）

真珠のジュエリーの最高級ブランドといえば、「ミキモト」でしょう。ミキモトのパールは、皇室や英国王室などとも縁が深く、今も昔も世界中から愛されています。

「一生使える高品質のジュエリーを」とお考えの方には、パールのネックレスとイヤリング（ピアス）がセットになった「パールジュエリーセット」がおすすめです。

 

 

PUA ALLY（プアアリ）

画像引用元：K14YGWG パール ネックレス | ハワイアンジュエリー PUA ALLY (プアアリ) 公式オンラインショップ（最終閲覧日：2023/03/12）

「PUA ALLY（プアアリ）」は、東京・恵比寿に本店を構える、日本最大級のハワイアンジュエリーブランドです。ジュエリーは本店に併設された工房にて、職人が１つ１つ、丁寧に仕上げています。

ハワイアンジュエリーには、ハワイの聖なる自然を表現した「モチーフ（模様）」が繊細に彫り込まれており、そこには感謝や祈りといったあたたかな意味が込められています。

写真のパールネックレスも、真珠を囲うマイレの葉に、神に守られ愛と祝福が得られるという意味が込められているそう。まさに入園式・入学式で身につけるにふさわしいアクセサリーといえるのではないでしょうか。

 

 

 

Tiffany & Co.（パールネックレス）

「Tiffany & Co.（ティファニー）」のフレッシュウォーターパール（淡水真珠）ネックレスは、フォーマルにもカジュアルにも似合う優れものの一品。

入学式や入園式だけでなく、普段使いにもぴったりなので、たくさん活躍してくれますよ。

 

 

TASAKI（パールネックレス）

画像引用元：balance（バランス） : ジュエリー | TASAKI（タサキ）公式サイト（最終閲覧日：2023/01/31）

「TASAKI（タサキ）」はミキモトと並び、高品質な真珠を多く取り扱う宝飾ブランドです。繊細でモダンなデザインのパールジュエリーが大人気で、セレブや女優からも圧倒的な支持を集めています。

また、TASAKIはダイヤモンドの原石を直接取引できる「サイトホルダー」の資格を取得している、日本で唯一の会社でもあります。パールジュエリーに高品質のダイヤモンドを取り入れたジュエリーも要注目です。

 

 

入学式・入園式はマナーをふまえたおしゃれが大切

入学式・入園式は、お子様の大切な行事。冠婚葬祭の場のように、明確なルールやマナーはありませんが、華美になりすぎず、控えめすぎずといったコーディネートを心がけましょう。

その場にふさわしい上品な装いで、お子様の門出をお祝いしてあげてくださいね。