ハワイアンジュエリーとは?モチーフの意味や人気ブランドをご紹介
2025.1.31

ハワイアンジュエリーとは、どんなジュエリー?
みなさんは「ハワイアンジュエリー」と聞いて、どんなジュエリーを思い浮かべますか?
ハワイアンジュエリーとは、ハワイの聖なる自然を表現した「モチーフ(模様)」が彫り込まれている、あるいはハイビスカスやホヌ(ウミガメ)といったハワイらしい自然の動植物・アイテムをモチーフとしているジュエリーのことです。
ハワイアンジュエリー好きの間では、略して「ハワジュ」と呼ばれることもあります。
南国・ハワイらしいモチーフが魅力で、海やハワイが好きな方、個性的なデザインのジュエリーを求めている方などを中心に人気を集めています。
「ハワイで作られたハワイアンジュエリー以外は偽物なのでは?」という疑問が浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、答えはノーです。「ハワイで作られたもの以外はハワイアンジュエリーと呼んではいけない」といったルールは存在しません。
ハワイアンジュエリーがハワイアンジュエリーたる所以は、「どこで作られたか」ではなく、「彫り込まれているモチーフ(模様)と、そこに込められた思い」であるというのが、私たちJewelry Townの見解です。
※ハワイアンジュエリーの歴史や文化について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ハワイアンジュエリーのモチーフの意味
ハワイアンジュエリーのモチーフには、一つひとつに意味があります。
かつて、ハワイの人々は文字のかわりにモチーフを使って、お互いの気持ちを伝え合っていました。ハワイアンジュエリーは選んだモチーフによって「思い」を込めることができます。
ここからは、ハワイアンジュエリーのモチーフが持つ意味についてご紹介します。
ハイビスカス
意味:「幸せな未来」「信頼」「希望」
ハイビスカスは「夢が花開く幸せな未来の象徴」とされ、ハワイの人々からも愛されています。
「信頼」という意味があるので、ブライダルリングにぴったりのモチーフです。
ハイビスカスは「夢が花開く幸せな未来の象徴」とされ、ハワイの人々に古くから愛されてきた特別な花です。
その鮮やかな花びらは、人生の新たな一歩を彩り、希望と喜びに満ちた未来へと導いてくれると言われています。
また「信頼」を象徴することから、愛を誓う2人の絆を強めるモチーフとしても人気があり、ブライダルリングや記念のジュエリーにも最適です。
プルメリア
意味:「大切な人の幸せを願う」
女性や大切な人へのプレゼントとしてハワイアンジュエリーを贈る際、よく選ばれるモチーフです。
ハワイの青空の下で咲き誇るプルメリアは、純白の花びらに中心部が黄色のグラデーションになっている品種が多く、「神が宿る花」とも言い伝えられています。
ハワイではレイとして首にかけたり、女性の髪を彩る飾りとしても親しまれ、優雅で愛らしい雰囲気を演出してくれる特別な存在です。
フィッシュフック(釣り針)
意味:「幸せを釣り上げる」
釣り針は「一度かかると逃げられない」ことから「幸せをしっかりつかんで離さない」という意味があります。
ハワイ神話には、神聖な釣り針の力を使って偉業を成し遂げた英雄の話も出てきます。
この神話を受けて、釣り針は「旅のお守り」「海の安全を守る存在」ともされています。
漁師やサーファー、航海を愛する人々だけでなく、新しい挑戦をする人や人生の転機を迎えた人にとっても、心強い守護のシンボルとなるでしょう。
ホヌ(ウミガメ)
意味:「幸せを運んでくる」「長寿」「金運」
ハワイでホヌ(ウミガメ)は、「海の守り神」として古くから大切にされています。
長寿の生き物でもあることから、日本でも縁起の良い生き物として親しまれています。
さらに、ホヌの甲羅はどこか古銭の形に似ているともいわれ、金運を引き寄せるラッキーシンボルとしても愛されています。
ホエールテイル(クジラの尾)
意味:「幸運のお守り」
ホエールテイル(クジラの尾)を目にすることができるのは、クジラが力強くジャンプして尾を翻す、ほんの一瞬。まさに自然が見せてくれる、奇跡の瞬間なのです。
この希少な瞬間に由来して、ホエールテイルは「幸運を呼び込むお守り」とされています。
マイレ
意味:「神聖な結びつき」「絆」「平和」
マイレというのはハワイ固有のツル植物で、しなやかで丈夫なツルが特徴です。
ハワイでは「神々に捧げる神聖な植物」とされており、古くから祝福の儀式に用いられてきました。
伝統的なハワイアンウェディングでは、新郎新婦の手を結ぶレイとして使われています。
大切な人との絆を深め、いつまでも守り抜きたいと願う人にふさわしいモチーフとなるでしょう。
スクロール・ナル(波)
意味:「永遠の愛」「目標に挑戦して乗り越える」
寄せては返し、絶え間なく続く波のリズム。時には穏やかに、時には力強く打ち寄せるビッグウェーブ。
そんな波のモチーフには「途切れることのない幸せ」や「目標達成」という意味が込められています。
流れにうまく乗りながら、自らの道を切り開いていく。そんな自由で力強い生き方を願う人にふさわしいモチーフです。
バレル(樽)
意味:「幸せが訪れる」「願いが叶う」
バレル(樽)は美味しいお酒や食料が詰め込まれた、幸福の象徴です。
ハワイアンジュエリーではリング側面に丸みを付けた「平甲丸」という形状で、バレルの形を表現しています。
モンステラ
意味:「繁栄」「金運」「親密な関係」
モンステラの大きな葉は、余分な水分を放出する際に、水滴をまとうほどみずみずしく、自然のエネルギーに満ちています。
「水のあるところには文明が発展する」 という言葉もあるように、モンステラは「繁栄」の象徴とされており、仕事運や金運の上昇を願う人におすすめのモチーフです。
ティーリーフ
意味:「魔よけ」「お守り」
ティーリーフは、ハワイの文化に深く根付いた神聖な植物です。フラダンスのスカートの材料としても使われています。
邪気や悪霊を追い払う力を持つと言われており、古来よりハワイの人々は、家の周りにティーリーフを植えたり、旅立つ人に贈ったりしてきました。
ハワイアンジュエリーにおいても、ティーリーフのモチーフは「護身」「魔除け」の意味を持ち、持ち主を見えない力から守ってくれるとされています。
パイナップル
意味:「富と財産の象徴」
パイナップルは「元気を与えてくれるモチーフ」として、ハワイでも親しまれています。
果実の鮮やかなゴールデンイエローや、切り取った葉を植えることで新たな実がなるといった意味で、金運や繁栄の象徴として人気です。
パームツリー(ヤシの木)
意味:「家族愛・絆」「安定」
古くからハワイの人々の暮らしを支える大切な存在でした。
その実は食料となり、葉や幹は家や道具の材料として活用され、ハワイの豊かな自然の恵みを象徴する木として親しまれています。
ハワイアンジュエリーにおいても、パームツリーは「安定」「家族の絆」を象徴するモチーフとされています。
大地にしっかりと根を張り、しなやかに風に揺れるその姿は、「強さ」「しなやかさ」「大切な人を守る心」を表しています。
ハワイアンジュエリー人気ブランド3選
「さっそくハワイアンジュエリーを買いに行きたくなった」という方もいらっしゃるのでは。
ハワイアンジュエリーを買うなら、デザインや品質はもちろん、修理・お直しなどのメンテナンスが充実したお店を選ぶことも大切です。
ここからは、人気ハワイアンジュエリーブランドの中から、当サイト厳選のブランドを3つご紹介いたします。
※ハワイアンジュエリーのブランドについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
PUA ALLY(プアアリ)
画像引用元:ハワイアンジュエリー PUAALLY(プアアリ)【公式】オンラインショップ – PUA ALLY(最終閲覧日:2024/01/16)
渋谷区・恵比寿に本店を構える「PUA ALLY(プアアリ)」は、日本で唯一、店舗と工房が一体となったハワイアンジュエリーブランドです。
熟練の日本人ハワイアンジュエリー職人による、深度(深さ)・密度にこだわった美しい彫りが、プアアリのハワイアンジュエリー最大の魅力。
レディーメイド(既製品)だけでなくオーダーメイドも可能で、数千通りもの組み合わせの中から、オンリーワンのハワイアンジュエリーを手に入れることができます。
その際、職人に直接相談したり、細かい要望を伝えたりしやすいところも、工房一体型のプアアリならでは。
職人が常駐しているので、修理・お直しの対応もスムーズ。他店では断られることの多い、指輪のサイズ直しにも柔軟に対応してもらえます。
特に、一生ものの婚約指輪や結婚指輪では、プアアリを選ぶのがおすすめです。長い年月、美しさを保ちながら身に着けることができます。
(ワイレア)
Wailea(ワイレア)は、日本初のハワイアンジュエリー専門店を作った、老舗ハワイアンジュエリーブランドです。横浜・元町の本店を中心に、東京・神奈川・名古屋に7店舗を展開しています。
ワイレアのこだわりは、すべての制作工程をハワイの自社工房でおこなうこと。また、オーダーメイドでは10万通りもの組み合わせが用意されているので、周りとかぶらない、自分だけのハワイアンジュエリーが手に入ります。
修理・お直しは、石留めなどの一部ジュエリーを除いて対応可能です。ただし、修理・お直しもハワイ現地の工房でおこなわれるため、待ち時間が1カ月半ほどかかります。
Maxi(マキシ)
Maxi(マキシ)は横浜や恵比寿のほか、ハワイ現地にも直営店を持つハワイアンジュエリーブランドです。
ブランドのコンセプトは「HO’OMANA’O MAU(永遠なる想い)」。ハワイアンジュエリーの伝統技術と、最先端のジュエリーデザインを融合させた、スタイリッシュさが魅力です。
マキシのオーダーメイドでは、地金の種類、彫りの模様、エッジのデザイン、リング幅を選ぶことができます。
地金の種類については、残念ながらプラチナの取り扱いがないため、K14の3色(イエロー、ピンク、ホワイト)かSILVER925のみとなっています。
修理・お直しは、店頭での無料クリーニングのほか、有料での新品加工、プラスマイナス1号までのサイズ直しに対応しています。
石留めなど一部の商品には対応していないので、修理・お直しに対応しているか、購入時に確認しておくと安心です。
ハワイアンジュエリーに秘められた思い
今回お伝えしたことをまとめると、
- ハワイアンジュエリーとは、「ハワイを想起させるモチーフが彫られている」または「ハワイらしい自然の動植物をモチーフとしている」という条件を満たすジュエリーのこと
- ハワイアンジュエリーのモチーフには、一つひとつに意味がある
- ハワイアンジュエリーを購入するなら、修理・お直しの充実したショップで購入するのがおすすめ
ということになります。
ハワイアンジュエリーの一番の魅力は、モチーフを使って「思い」を込められるところ。普段なら照れくさい言葉も、モチーフを使えば、大切なあの人に伝えやすくなります。
また、秘密のメッセージをモチーフに込め、自分だけのお守りジュエリーにすることも可能です。
みなさんも、ぜひこの記事でお伝えしたことを参考に、お気に入りのハワイアンジュエリーを見つけてくださいね。