指輪がゆるいときの対処法・完全版! 100均アイテムで調整する方法もご紹介
2024.10.14
目次
指輪がゆるい・大きいときの対処法1:調整用アイテムを使う
「指輪がゆるい、大きい気がする」と感じることはありませんか?
購入したときはジャストサイズだった指輪が、今では指周りをくるくると回ってしまう。そんな状態だと、いつ指輪を落としてしまうかわからないので、とても気になりますよね。
そんなときの対処法としてまずおすすめなのが、調整用アイテムを使用すること。調整用アイテムにもいくつか種類があるので、まずはそちらからご紹介します。
「リングテープ」を使う
リングテープは、ゆるくなってしまった指輪の内側に貼り付けてリングサイズを調整するアイテムです。リングの幅・長さ・形状に合わせて自由にカットできるテープもあり、さまざまなデザインの指輪に対応しています。
リングテープで調整しても、外側からは何も処置をしていないように見えるので、とにかく見た目重視で調整をしたいという方におすすめしたい対処法です。
ただし長時間つけていると、粘着面がべたついてしまう可能性があるので注意してください。
「リングアジャスター」を使う
リングアジャスターは、透明なビニール素材がくるくるとスパイラル状になっているアイテムです。こちらを1cm弱くらいにカットし、手のひら側にアジャスターがくるよう指輪に巻きつけて使用します。
手の甲側から見るとアジャスターが見えませんが、手のひらを返すと見えてしまうのが、難点といえば難点。見た目が気になる方は、リングアジャスターより、テープの方がいいかもしれませんね。
しかし一方で、リングアジャスターはテープに比べると「水に強く耐久性がある」という強みがあります。見た目よりも耐久性を重視する方は、リングアジャスターがおすすめです。
「ピタリング」を使う
「ピタリング」という商品は、指輪と指の間に挟んですき間を埋めるアイテムで、ポリプロピレン樹脂でできています。
リングテープのように、長時間使用したからといって粘着面がベタベタすることはありません。また着脱が簡単なので、他の指輪にサッと付け替えられます。
薄型の幅3種類・厚型の幅3種類の、合計6種類の幅と厚みが用意されていますが、指輪のデザインによってはうまくフィットしないことも。お手持ちの指輪の幅や形状などを、よく確認してから購入してください。
指輪がゆるい・大きいときの対処法2:指輪を重ね着けする
指輪がゆるい・大きいときの対処法は、調整アイテムを使用する以外にも、いろいろな方法があります。
たとえば、簡単に試せるのが「指輪の重ね着け」です。指輪がゆるいと感じているリングの上に、サイズがぴったりの指輪をすれば、簡単には抜けなくなります。
指輪を重ね着けすることによって、指輪の存在感が増し、指先をより華やかに美しく見せてくれるという効果も期待できます。
ゆるくなった指輪を、面倒なサイズ調整なしで抜け落ちないようにしたいという方は、「指輪の重ね着け」を試してみてはいかがでしょうか。
指輪がゆるい・大きいときの対処法3:100均で買える便利グッズで応急措置する
「あまりお金や時間をかけずに、指輪のサイズを調整したい」という方には、100均で買える便利グッズを使って、応急措置をするという手段もあります。
ただし、あくまで応急処置であって、きちんとした対処法ではありません。使うアイテムによっては指輪が変色・劣化する可能性もあります。元の状態に戻せなくなってしまってからでは遅いので、以下の方法を試す際はよく考えてみてくださいね。
マニキュアを内側に塗る
リングの内側にマニキュアを塗ると、滑り止め効果が生まれ、指輪が抜けにくくなります。このとき使用するマニキュアは、リングの外観やデザインを損ねないように、透明のトップコートなどを選びましょう。
大幅なサイズ調整はできないので、「指輪のちょっとしたゆるみやズレが気になる」という方に向いています。
またマニキュアを塗ることで、指輪が変色・劣化する場合もあります。まずは目立たないところにほんの少しだけ塗ってみて、問題なければ塗り足すというふうにやってみると失敗しにくいでしょう。
靴ずれ防止用のシリコンシールで隙間を埋める
靴ずれ防止用のシリコンシールを、指輪と指の間に入れられるくらいのサイズにカットし、指輪と指の間に挟んですき間を埋めるという方法があります。
シリコンシールを、調整用アイテムとして販売されている「ピタリング」の代用品のようにして使用するイメージです。
冷えると固まるプラスチック粘土で隙間を埋める
プラスチック粘土は、「熱いお湯に入れると柔らかくなり、冷やすと固まる」という性質を持った粘土で、ハンドメイドなどでよく使われます。
この粘土の性質を利用し、柔らかい状態の粘土を指輪の内側に付けて、指との隙間を埋めていきます。冷えて固まったあと、指輪をはめたりはずしたりしても問題がなければ完成です。
指輪がゆるい・大きいときの対処法4:購入したショップや修理専門店に依頼する
「調整用アイテムを使ってみたけれど、まだゆるいと感じる」、あるいは「大切な指輪だからこそ、あまり自分で手を加えたくない」という方は、指輪を購入したショップや、修理専門店の力を借りましょう。
専門店では一般的に、「余分な金属をカットして切り口を溶接する」「指輪の内側に厚みを加えて内径を小さくする」「指輪全体を圧縮する」などの方法で、指輪のサイズダウンを行います。
ただし指輪のデザインによってはサイズ直しができないものもあるので、ご注意を。
お店に依頼する際は、スタッフの方にしっかり相談し、修理する際のリスクなども聞いておきましょう。そして納得した上で預けることをおすすめします。
指輪がゆるくなる・大きくなる原因は?
気が付かないうちに、指輪のサイズが合わなくなっているということは、よくあることです。ここでは指輪がゆるくなる原因をいくつか、ご紹介します。
体型の変化
体型が変化すれば、指のサイズも変わってきます。とくに女性は、妊娠・出産を経験することで、体型に変化が生じることが珍しく有りません。
むくみ(季節、時間帯、体調などによる変化)
むくみは、季節や時間帯、体調の変化など、ちょっとしたことで生じるもの。指輪がゆるくなる原因として、むくみの有無が関係している可能性はとても高いです。
夕方の時間帯はむくみやすいといわれているので、指輪のサイズ測定や、指輪の購入は、なるべく早い時間帯に行ったほうがいいかもしれませんね。
自分の体がむくんでいるのかわからないときは、気になる部位を、手の指で5秒間ほど押してみてください。通常はへこんだ部分の皮膚がすぐに元に戻りますが、皮膚が10秒以上へこんだままの場合は、むくんでいる可能性が高いです。
指輪やせ
「指輪やせ」とは、指輪をつけている、指の根本部分だけが細くなってしまうことを指します。この場合は、ときどき指輪を外して時間を置くようにすれば、元に戻ります。
指輪の「ちょうどいいサイズ」の判断基準とは?
「そもそも、ちょうどいい指輪のサイズってどのくらいなんだろう?」と疑問に思う方も多いはず。
手の形やむくみやすさは人それぞれなので、完全な正解はありませんが、基本的には「指に食い込まない」かつ「余計な隙間がなく、指輪がくるくると回らない」状態がベストです。
婚約指輪や結婚指輪などの大切な指輪を選ぶ際は、ショップスタッフの方にしっかりチェックしてもらい、客観的に判断してもらうことをおすすめします。
とはいえ、カジュアルな指輪を購入する際などは、自分でサイズ感を確かめたいこともありますよね。ここでは、誰でも簡単に試せる「指輪のジャストサイズの見極め方」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:まずは指の根本までしっかりとはめます。同じ人でも、左右の手の大きさは異なるので、指輪をつける指で試すこと。
2:手を交互にグーやパーの形にして指を動かし、うっ血しそうにないかを確認します。
3:しばらく指輪をつけたままにし、サイズ感に変わりがないか確認します。
4:指輪が抜けないか、手を振ってみます。
5:指輪をはずすとき、関節に少しだけ引っかかってから抜けるかを確認します。
指輪がゆるい・大きいときの対処法まとめ
指輪がゆるいと感じたら、まずは自分でできる対処法を試してみましょう。「市販で手に入るアイテムを使う」「指輪の重ね着けをする」など、すぐにできることがたくさんあります。
それでもまだ指輪がゆるいと感じるという場合や、大切な指輪だからこそ自分で対処するのは気が引けるという場合は、専門店にサイズ直しを依頼することを検討してみてください。
なんにせよ、大切な指輪がうっかり抜け落ちて紛失……なんてことが起きる前に、早めに対処することをおすすめします。