結婚指輪は買い替えて大丈夫?ベストな時期や注意点をご紹介
2021.9.29
目次
結婚指輪の買い替え・買い直しをしても大丈夫?
永遠の愛の証として、毎日大切に身につけていた結婚指輪。しかし毎日つけるうちに、指輪に細かい傷がついたり、色が変色したりということは必ず起きてきます。
また、40代や50代などの結婚生活が長い方の中には、「サイズが合わなくなってきた」、「金属アレルギー反応になってしまった」などのお悩みが発生する方も珍しくありません。
そんな場合の対処法のひとつが、「結婚指輪の買い替え」ですよね。
とはいえ一生モノと言われている結婚指輪を買い替えてもいいのか、縁起が良くないのでは……と不安に思う方も多いはず。
結論から言うと、結婚指輪は買い替えても縁起が悪いということはありません。むしろ夫婦の気持ちを新鮮で前向きなものにしてくれるなど、メリットがたくさんあります。
ここでは、結婚指輪の買い替え・買い直しを検討されている方に、買い替えにふさわしい時期や、買い直しの際の注意点などをご紹介します。
結婚指輪の買い替え・買い直しのメリット
結婚指輪の買い替え・買い直しにはどのようなメリットがあるのか、具体的に3つのポイントをご紹介します。
新たな気持ちで結婚生活が続けられる
結婚指輪を買い替えることで、結婚当初の気持ちを思い出すことでしょう。またこれまでの2人の道のりに思いを馳せて、相手への感謝の気持ちも湧いてくるはず。
新しい結婚指輪が、これから先もより円満な結婚生活を送るためのきっかけになってくれます。
今の自分に合ったサイズやデザインが選べる
若いときに選んだ指輪は、可愛らしいデザインのものが多いため、年を重ねるにつれて「何となく今の自分には合わないな」と感じるのはよくあることです。
また指のサイズも、年齢とともに変化する人が多いそう。
思い切って、自分に合ったデザインやサイズの指輪に新調してみてください。今の自分にしっくりくる、美しい手元が手に入りますよ。
より質の良い結婚指輪を購入できる
結婚当初は経済的に余裕がなく、本当にほしい指輪には手が届かなかったというご夫婦もいらっしゃるでしょう。
年齢を重ねたことである程度の余裕ができたとしたら、今こそ本当に納得のいく、高品質な指輪を購入するチャンスです。
妻だけ/夫だけ買い替えるのはアリ?
「妻だけ結婚指輪を買い替える、または夫だけ結婚指輪を買い替える」という方も、少数派ですがいらっしゃいます。
・もともと夫は仕事の都合上つけられずしまいこんでいたが、妻はずっとつけていたため、妻の結婚指輪だけが劣化してきた
・夫が紛失してしまった(金属アレルギーになってしまった)ので買い替えたいが、妻は今のデザインが気に入っている
など、理由はさまざま。いずれにせよ、夫婦で話し合った上で片方の指輪だけを買い替えるのであれば、何一つ問題はありません。
結婚指輪を買い替えるにふさわしい時期・タイミングは?
いざ結婚指輪を買い換えようと思っても、どのタイミングで買い直すべきか、迷ってしまう方も多いのでは。ここでは、買い替えにふさわしい時期やタイミングをご紹介します。
サイズやデザインが合わなくなった(変形した)
年齢を重ねることで、好みのデザインが変わってくるのは自然なこと。また指のサイズも、年齢とともに変化していくため、指輪がきつく感じたり、逆にゆるくなってしまうなど、指にはめることが難しくなってしまう場合があります。
結婚指輪が自分のサイズや好みに合わなくなってきたと感じたら、買い替えるタイミングかもしれません。
結婚10年目、20年目の記念として
何かの節目や2人の記念日などは、結婚指輪を買い替えるのに最適な時期です。
特に、錫婚式(すずこんしき)と呼ばれる結婚10年目のお祝いや、磁器婚式(じきこんしき)と呼ばれる結婚20年目のお祝いのときなど、2最もふさわしい時期ではないでしょうか。
2人にとって意味があるときに指輪を買い替えることで、思い出になり、絆も深まることでしょう。
金属アレルギーになった
人は、年齢を重ねると体型や体質に変化がおこります。若い頃は何ともなかった指輪の素材でも、後からアレルギー反応を起こす場合があります。
金属アレルギーを発症してしまうと、今後も指輪を着けるということが困難になってしまうので、買い替えを検討するタイミングなのではないでしょうか。
結婚指輪を買い替える際の注意点・ポイント
結婚指輪を新しく買い替えるなら、サイズやデザインなど、とにかく満足がいくものを選びたいですよね。ここでは、買い替えるときの注意点やポイントをご紹介します。
正しいサイズを選ぶ
結婚指輪を買い替える際は、結婚当初に購入した指輪と同じサイズで選ばず、しっかりと今の指のサイズを測り直してもらってから購入することをおすすめします。
特に女性は、体重の増減や年を重ねることによって、指のサイズが変わりやすいものです。
また、後でサイズ直しをしてもらおうと思っても、素材やデザインによってはできないものもあります。事前にお店の人に確認しておくことも必要です。
年齢を重ねても似合うかどうかを考慮する
20代、30代で買い直す場合は、40代、50代になっても似合うかどうかを考慮しておくと、後悔しにくいでしょう。
40代、50代、60代になったときの自分を想像し、しっくりきそうかどうか、ぜひ考えてみてください。
※年を取っても似合う指輪の選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
夫婦でしっかり相談して決める
結婚指輪は基本的に、ペアでつけるものです。どのようなデザインにするか、素材はどうするかなどを2人で相談して決めることで、より夫婦の絆が深まります。
デザインや予算などを2人でしっかりと相談し、納得のいく結婚指輪を選んでください。
結婚指輪を買い替える際のおすすめデザイン
結婚指輪を買い替える際に、一番ポイントとなってくるのがデザインです。最近の結婚指輪は、素材やデザインなどの種類が昔よりも豊富なので、楽しみながら、今の自分に合うデザインを見つけてください。
適度にボリュームがあり、華やかなデザイン
若いころは「華奢(幅が細い)」「可愛らしい」結婚指輪を選びがちなもの。しかし年齢を重ねた手には、「ある程度ボリュームがある(幅が太め)」「華やか」「シンプルで洗練されている」デザインが似合うと言われています。
2人の思い出・こだわりを反映させたデザイン
10年、20年と一緒に歩んできた期間の中でできあがった思い出、こだわりを指輪に反映させるという案もあります。
たとえば、ハワイや海を愛するご夫婦なら、ハワイアンジュエリーを選ぶというのはいかがでしょうか。
あるいはDIY(手作り)を好むご夫婦なら、結婚指輪の手作りができるお店に行き、世界に1つだけのデザインを手作りするというのも素敵ですよね。
※ハワイアンジュエリーのブランドについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
※結婚指輪の手作りができるお店について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
今の結婚指輪と重ね付けできるデザイン
どのようなデザインにするか迷ったら、これまでつけていた指輪と重ね着けすることを想定して、素材やデザインなどを同じものにするのもアリです。
結婚指輪の買い替え・買い直しまとめ
メリットもたくさんある、結婚指輪の買い替え・買い直し。縁起が悪いのではなどという心配は無用なので、ぜひ夫婦でよく話し合って、新しいお気に入りの結婚指輪を見つけてくださいね!